7月
07
1997

【宅建過去問】(平成09年問23)建築基準法(防火・準防火地域)

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防火地域又は準防火地域に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、正しいものはどれか。

  1. 防火地域内にある延べ面積が150m2の事務所の用に供する建築物は、準耐火建築物としなければならない。
  2. 防火地域又は準防火地域内においては、建築物の屋根はすべて耐火構造又は準耐火構造としなければならない。
  3. 防火地域又は準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる。
  4. 建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その全部について準防火地域内の建築物に関する規定が適用される。

正解:3

1 誤り

防火地域内においては、階数が3以上であり、または延べ面積が100m2を超える建築物は、原則として、耐火建築物としなければならない(建築基準法61条)。
本肢の建築物は、「延べ面積が150m2」というのであるから、耐火建築物にする必要がある。

■類似過去問(防火地域内の建築物)

2 誤り

防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根の構造は、市街地における火災を想定した火の粉による建築物の火災の発生を防止するために屋根に必要とされる性能に関して建築物の構造及び用途の区分に応じて政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものとしなければならない(建築基準法63条)。
「耐火構造又は準耐火構造」に限られるものではない。

■類似過去問(屋根)
  • 平成09年問23肢2(防火地域又は準防火地域内においては、建築物の屋根はすべて耐火構造又は準耐火構造としなければならない:×)
  • 平成02年問22肢4(防火地域内においては、建築物の屋根は、必ず耐火構造としなければならない:×)

3 正しい

防火地域または準防火地域内にある建築物で、外壁が耐火構造のものについては、その外壁を隣地境界線に接して設けることができる(建築基準法65条)。

■類似過去問(隣地境界線に接する外壁)
  • 平成23年問18肢4(防火地域で、外壁が耐火構造→隣地境界線に接して設けることはできない:× )
  • 平成15年問20肢4(防火地域で、外壁が耐火構造→隣地境界線に接して設けることができる:◯)
  • 平成09年問23肢3(防火or準防火地域で、外壁が耐火構造→隣地境界線に接して設けることができる:◯)

4 誤り

建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その全部について防火地域内の建築物に関する規定を適用する(建築基準法67条2項)。

■類似過去問(建築物が防火地域と準防火地域にわたる場合)

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Written by 家坂 圭一 in: 平成09年過去問,建築基準法 |

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