6月
14
2013

【宅建過去問】(平成24年問50)建物

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建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄筋コンクリート構造の中性化は、構造体の耐久性や寿命に影響しない。
  2. 木造建物の寿命は、木材の乾燥状態や防虫対策などの影響を受ける。
  3. 鉄筋コンクリート構造のかぶり厚さとは、鉄筋の表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法をいう。
  4. 鉄骨構造は、不燃構造であるが、火熱に遭うと耐力が減少するので、耐火構造にするためには、耐火材料で被覆する必要がある。

正解:1

【1】 X 不適当

鉄筋がさびると、アルカリ性であるコンクリートが中性化し、コンクリートの強度が低下する。これにより、構造体の耐久性が低下し、寿命も短くなってしまう。
※そのため、「骨材・水・混和材料は、鉄筋をさびさせ、又はコンクリートの凝結及び硬化を妨げるような酸、塩、有機物又は泥土を含まない」ものでなければならない(建築基準法施行令72条1号)。

■類似過去問
  • 平成24年問50肢1(鉄筋コンクリート構造の中性化は、耐久性・寿命と無関係:×)
  • 平成15年問50肢3(鉄筋コンクリート構造の骨材・水・混和材料はサビを防ぐものでなければならない:◯)

【2】 ◯ 適当

木材の乾燥度合は、その強度、ひいては建物の寿命に影響を与える。また、防虫対策をとらないのでは、シロアリ被害等により、建物の寿命が短くなってしまう。

■類似過去問(木材の強度)
  • 平成24年問50肢2(木材の乾燥状態・防虫対策は、寿命に影響:◯)
  • 平成22年問50肢3(含水率が大きいほど木材の強度は小さい:◯)
  • 平成17年問49肢3(防虫措置→必須。防腐措置→必要に応じて:×)
  • 平成15年問50肢2(含水率が大きいほど木材の強度は大きい:×)
  • 平成10年問48肢3(木材は、気乾状態に比べて湿潤状態の方が強度が大きくなるが、湿潤状態では、しろあり等の虫害や腐朽薗の害を受けやすい:×)

【3】 ◯ 適当

鉄筋の表面からこれを覆うコンクリート表面までの最短寸法を「かぶり厚さ」という。かぶり厚さの最小値については、以下のように定められている(建築基準法施行令79条)。

  1. 耐力壁以外の壁・床→2cm
  2. 耐力壁・柱・はり→3cm
  3. 直接土に接する壁・柱・床・はり、布基礎の立上り部分→4cm
  4. 基礎(布基礎の立上り部分を除く。)→6cm
■類似過去問

【4】 ◯ 適当

鉄骨構造は、不燃構造であるが、加熱に弱い。これを耐火構造とするためには、耐火材料で被覆しなければならない。

■類似過去問(鉄骨構造)

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Written by 家坂 圭一 in: 平成24年過去問,建物 |

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