民法[24]同時履行の抗弁権

例えば、土地の売買契約を締結した場合、売主は土地の引渡義務を負い、買主は代金の支払義務を負います。では、売主と買主、どちらが先に債務を履行すべきでしょうか。
契約でどちらが先と決まっていれば別ですが、原則的には、売主と買主が債務を同時に履行することになっています。つまり、例えば買主は、「引渡しを受けるまで代金を支払わない。」と主張することができるのです。これを、同時履行の抗弁権と呼びます。

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学習項目&過去の出題例

1.同時履行の抗弁権とは

(1).意味
(2).具体例
(3).効果

①債務不履行責任が発生しない。
②相殺することができない。

2.同時履行の抗弁権が認められるか

(1).民法の条文で認められているケース

①解除による原状回復義務
②注文者の損害賠償請求権と請負人の報酬請求権

(2).判例によって認められているケース

①取消しによる原状回復義務
②請負契約に関する目的物引渡債務と報酬支払債務
③弁済と受取証書の交付
④建物買取請求権

(3).判例が認めなかったケース

①建物明渡しと敷金の返還
②弁済と債権証書の返還
③弁済と抵当権抹消登記
④造作買取請求権

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