■講義編■免除科目[03]土地に関する知識

人間が居住する土地としてどのような場所が安全か、それぞれの土地を利用する際にどのような注意をすべきか。このような知識を問うのが土地に関する問題です。一般的にいえば、山地・山麓や低地は災害のリスクが高く、台地・段丘が宅地に適します。また、土砂災害や液状化現象・地盤沈下など、災害についても勉強します。

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1.国土の全体像

2.山地・山麓

(1).山地

急峻な地形
大部分が森林
森林=木材資源・水源涵養機能
★過去の出題例★

山地(免除科目[03]2(1))
年-問-肢内容正誤
1R03-49-2活動度の高い火山の火山麓では、火山活動に伴う災害にも留意する必要がある。
2R02s-49-1山地は、地形がかなり急峻で、大部分が森林となっている。
3H25-49-1国土を山地と平地に大別すると、山地の占める比率は、国土面積の約75%である。
4H25-49-2火山地は、国土面積の約7%を占め、山林や原野のままの所も多く、水利に乏しい。
5H21-49-1山地の地形は、かなり急峻で大部分が森林となっている。
6H18-50-1山地とは、傾斜が急で、表土の下に岩盤又はその風化土が現れる地盤である。
森林(免除科目[03]2(1))
年-問-肢内容正誤
1R03-49-1森林は、木材資源としても重要で、水源涵養、洪水防止等の大きな役割を担っている。
2R02s-49-1山地は、地形がかなり急峻で、大部分が森林となっている。
3H21-49-1山地の地形は、かなり急峻で大部分が森林となっている。
(2).山麓

土砂災害のリスク
火山麓=火山活動に関する災害のリスク(火砕流・溶岩流など)
★過去の出題例★

山麓(免除科目[03]2(2))
年-問-肢内容正誤
1R03s-49-4平地に乏しい都市の周辺では、住宅地が丘陵や山麓に広がり、土砂崩壊等の災害を引き起こす例も多い。
2R03-49-2活動度の高い火山の火山麓では、火山活動に伴う災害にも留意する必要がある。
3H30-49-1山麓の地形の中で、地すべりによってできた地形は一見なだらかで、水はけもよく、住宅地として好適のように見えるが、末端の急斜面部等は斜面崩壊の危険度が高い。
4H28-49-3山麓や火山麓の地形の中で、土石流や土砂崩壊による堆積でできた地形は危険性が低く、住宅地として好適である。×
5H27-49-4都市周辺の丘陵や山麓に広がった住宅地は、土砂災害が起こる場合があり、注意する必要がある。
6H23-49-2山麓部の利用に当たっては、背後の地形、地質、地盤について十分吟味する必要がある。

3.丘陵・台地・段丘

(1).原則

・地表面が平坦、よく締まった砂礫・硬粘土からなる
・地下水位が深い
→宅地に適する

(2).例外


★過去の出題例★

丘陵(免除科目[03]3)
年-問-肢内容正誤
原則
1H24-49-3丘陵地帯で地下水位が深く、砂質土で形成された地盤では、地震の際に液状化する可能性が高い。×
2H18-50-2丘陵・段丘とは、地表面は比較的平坦であり、よく締まった砂礫・硬粘土からなり、地下水位は比較的深い地盤である。
3H14-49-4丘陵地帯で地下水位が深く、固結した砂質土で形成された地盤の場合、地震時は液状化する可能性が高い。×
4H06-01-1なだらかな丘陵地は、扇状地・干拓地・旧河道よりも、宅地として適切である。
例外
1R05-49-4大都市の近郊の丘陵地では、丘を削り谷部に盛土し造成宅地が造られたが、盛土造成に際しては、地下水位を下げるため排水施設を設け、締め固める等の必要がある。
2R03s-49-4平地に乏しい都市の周辺では、住宅地が丘陵や山麓に広がり、土砂崩壊等の災害を引き起こす例も多い。
3H28-49-4丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。
4H27-49-4都市周辺の丘陵や山麓に広がった住宅地は、土砂災害が起こる場合があり、注意する必要がある。
5H26-49-4台地や丘陵の縁辺部は、豪雨などによる崖崩れに対しては、安全である。×
6H13-49-4丘陵地を切土と盛土により造成した地盤の場合は、その境目では地盤の強度が異なるため、不同沈下が起こりやすい。
7H09-50-1丘陵地や台地内の小さな谷間は、軟弱地盤であることが多く、これを埋土して造成された宅地では、地盤沈下や排水不良を生じることが多い。
8H09-50-3丘陵地を切り盛りして平坦化した宅地において、切土部と盛土部にまたがる区域では、沈下量の違いにより不同沈下を生じやすい。
台地(免除科目[03]3)
年-問-肢内容正誤
原則(メリット)
1R02s-49-4台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ自然災害に対して安全度が高い。
2R01-49-1台地、段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多く、地盤も安定している。
3R01-49-3台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されているが、自然災害に対して安全度の低い所である。×
4H29-49-3台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ、自然災害に対して安全度は高い。
5H25-49-3台地・段丘は、国土面積の約12%で、地盤も安定し、土地利用に適した土地である。
6H24-49-1台地は、一般的に地盤が安定しており、低地に比べ自然災害に対して安全度は高い。
7H21-49-2台地・段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多い。
8H16-50-4台地は、一般に水はけがよく地盤が安定しているので宅地に適する。
例外(デメリット)
1R04-49-1台地の上の浅い谷は、豪雨時には一時的に浸水することがあり、注意を要する。
2R01-49-2台地を刻む谷や台地上の池沼を埋め立てた所では、地盤の液状化が発生し得る。
3H30-49-2台地の上の浅い谷は、豪雨時には一時的に浸水することがあり、現地に入っても気付かないことが多いが、住宅地としては注意を要する。
4H28-49-4丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。
5H27-49-3台地上の池沼を埋め立てた地盤は、液状化に対して安全である。×
6H26-49-4台地や丘陵の縁辺部は、豪雨などによる崖崩れに対しては、安全である。×
7H24-49-2台地や段丘上の浅い谷に見られる小さな池沼を埋め立てた所では、地震の際に液状化が生じる可能性がある。
8H09-50-1丘陵地や台地内の小さな谷間は、軟弱地盤であることが多く、これを埋土して造成された宅地では、地盤沈下や排水不良を生じることが多い。
9H07-01-2台地の縁辺部は、集中豪雨の際、がけ崩れによる被害を受けることが多い。
段丘(免除科目[03]3)
年-問-肢内容正誤
1R01-49-1台地、段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多く、地盤も安定している。
2R01-49-3台地、段丘は、水はけも良く、宅地として積極的に利用されているが、自然災害に対して安全度の低い所である。×
3H25-49-3台地・段丘は、国土面積の約12%で、地盤も安定し、土地利用に適した土地である。
4H24-49-2台地や段丘上の浅い谷に見られる小さな池沼を埋め立てた所では、地震の際に液状化が生じる可能性がある。
5H21-49-2台地・段丘は、農地として利用され、また都市的な土地利用も多い。
6H18-50-2丘陵・段丘とは、地表面は比較的平坦であり、よく締まった砂礫・硬粘土からなり、地下水位は比較的深い地盤である。
7H07-01-1段丘は、水はけが良く、地盤が安定していることが多い。

4.川が形づくる地形

OUTLINE 傾斜と侵食力・運搬力

(1).中流部

★過去の出題例★

谷底平野・谷底低地(免除科目[03]4(1))
年-問-肢内容正誤
1R05-49-2谷底低地に軟弱層が厚く堆積している所では、地震動が凝縮されて、震動が小さくなる。×
2R05-49-31923年の関東地震の際には、東京の谷底低地で多くの水道管や建物が被害を受けた。
3H19-49-1谷底平野は、周辺が山に囲まれ、小川や水路が多く、ローム、砂礫等が堆積した良質な地盤であり、宅地に適している。×
(2).扇状地
①特徴

谷出口に河川により運ばれてきた砂礫等が堆積する地形
扇型の平坦地を形成
等高線は同心円状

②メリット

水はけがよい
構造物の基礎として十分な支持力

③デメリット

洪水流・土石流など災害の可能性
★過去の出題例★

扇状地(免除科目[03]4(2))
年-問-肢内容正誤
1H30-49-4低地の中で特に災害の危険度の高い所は、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等であり、比較的危険度の低い所が沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等である。×
2H29-49-1扇状地は、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積して形成された地盤である。
3H22-49-2谷出口に広がる扇状地は、地盤は堅固でないが、土石流災害に対して安全であることが多い。×
4H20-49-2扇状地は山地から平野部の出口で、勾配が急に緩やかになる所に見られ、等高線が同心円状になるのが特徴的である。
5H18-50-3扇状地とは、山地から河川により運ばれてきた砂礫等が堆積し、平坦地になった地盤である。
6H12-49-3谷出口に広がる扇状地は、土砂・礫が堆積してできたものであるため、地盤は堅固でないが、土石流災害に対しては安全であることが多い。×
7H08-01-1扇状地については、大縮尺の地形図や空中写真によって、土石流や洪水流の危険度をある程度判別できることが多い。
8H06-01-2扇状地は、なだらかな丘陵地より宅地として不適切である。
9H04-01-1扇状地は、砂礫層からなるので、構造物の基礎について十分な支持力を得にくい。×
(3).自然堤防・後背湿地


★過去の出題例★

自然堤防・後背湿地(免除科目[03]4(3))
年-問-肢内容正誤
1R05-49-1自然堤防の後背湿地側の縁は、砂が緩く堆積していて、地下水位も浅いため、地震時に液状化被害が生じやすい地盤である。
2H30-49-4低地の中で特に災害の危険度の高い所は、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等であり、比較的危険度の低い所が沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等である。×
3H19-49-2後背湿地は、自然堤防や砂丘の背後に形成される軟弱な地盤であり、水田に利用されることが多く、宅地としての利用は少ない。
4H18-50-4自然堤防とは、河川からの砂や小礫の供給が少ない場所に形成され、細かい粘性土や泥炭などが堆積した地盤である。×
5H14-49-3河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、洪水常習地帯である可能性が高い。
6H12-49-4自然堤防の背後に広がる低平地は、軟弱な地盤であることが多く、盛土の沈下が問題になりやすい。
7H08-01-3自然堤防は、主に砂や小礫からなり、排水性がよく地盤の支持力もあるため、宅地として良好な土地であることが多い。
8H07-01-3自然堤防に囲まれた低地は、地盤が安定していることが多い。×
9H03-01-3旧河道は軟弱地盤となっている所が多いが、自然堤防は、砂質や砂礫質の土からなり、比較的宅地に適している。
(4).旧河道


★過去の出題例★

旧河道(免除科目[03]4(4))
年-問-肢内容正誤
1R01-49-4旧河道や低湿地、海浜の埋立地では、地震による地盤の液状化対策が必要である。
2H30-49-3大都市の大部分は低地に立地しているが、この数千年の間に形成され、かつては湿地や旧河道であった地域が多く、地震災害に対して脆弱で、また洪水、高潮、津波等の災害の危険度も高い。
3H30-49-4低地の中で特に災害の危険度の高い所は、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等であり、比較的危険度の低い所が沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等である。×
4H27-49-1我が国の低地は、ここ数千年の間に形成され、湿地や旧河道であった若い軟弱な地盤の地域がほとんどである。
5H26-49-1旧河道は、地震や洪水などによる災害を受ける危険度が高い所である。
6H19-49-4旧河道は、沖積平野の蛇行帯に分布する軟弱な地盤であり、建物の不同沈下が発生しやすい。
7H16-50-1旧河道は軟弱で水はけの悪い土が堆積していることが多く、宅地として選定する場合は注意を要する。
8H14-49-1旧河道でそれを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるときは、軟弱地盤である可能性が高い。
9H08-01-4旧河道は、それを埋める堆積物の上部が厚い粘土質からなるとき、軟弱地盤となって地盤の支持力が小さく、宅地には不適当であることが多い。
10H07-01-4旧河道は、地盤が軟弱、低湿で、地震や洪水による被害を受けることが多い。
11H06-01-4旧河道は、なだらかな丘陵地より宅地として不適切である。
12H03-01-3旧河道は軟弱地盤となっている所が多いが、自然堤防は、砂質や砂礫質の土からなり、比較的宅地に適している。
(5).三角州(デルタ地帯)


・河口部に、川を流れてきた砂が堆積し、三角形に近い地形を形成
・堆積物は、細かい砂や粘土が中心
・排水性が悪い
・液状化のリスクが高い
★過去の出題例★

三角州(デルタ地帯)(免除科目[03]4(5))
年-問-肢内容正誤
1H30-49-4低地の中で特に災害の危険度の高い所は、扇状地の中の微高地、自然堤防、廃川敷となった旧天井川等であり、比較的危険度の低い所が沿岸部の標高の低いデルタ地域、旧河道等である。×
2H29-49-2三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤である。
3H19-49-3三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤であり、地震時の液状化現象の発生に注意が必要である。
(6).都市内河川の氾濫

都市化・宅地化のため、地面の舗装が進む
→雨水は地面に浸透せず、下水へ
→下水の処理能力をオーバー
→内水氾濫
★過去の出題例★

都市内河川の氾濫(免除科目[03]4(6))
年-問-肢内容正誤
1R02-49-1都市の中小河川の氾濫の原因の一つは、急速な都市化、宅地化に伴い、降雨時に雨水が短時間に大量に流れ込むようになったことである。
2H10-50-3都市内の中小河川の氾濫被害が多発している原因としては、急速な都市化・宅地化に伴う流出形態の変化によって、降雨時に雨水が時間をかけて河川に流れ込むことがあげられる。×

5.低地

(1).低地

地盤が軟弱
洪水・高潮・地震・津波など災害リスク
大都市の大部分が立地
★過去の出題例★

低地(免除科目[03]5(1))
年-問-肢内容正誤
1R04-49-2低地は、一般に洪水や地震などに対して強く、防災的見地から住宅地として好ましい。×
2R03s-49-3低地は、大部分が水田や宅地として利用され、大都市の大部分もここに立地している。
3R02s-49-2低地は、一般に洪水や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。
4R02s-49-4台地は、一般に地盤が安定しており、低地に比べ自然災害に対して安全度が高い。
5H30-49-3大都市の大部分は低地に立地しているが、この数千年の間に形成され、かつては湿地や旧河道であった地域が多く、地震災害に対して脆弱で、また洪水、高潮、津波等の災害の危険度も高い。
6H27-49-1我が国の低地は、ここ数千年の間に形成され、湿地や旧河道であった若い軟弱な地盤の地域がほとんどである。
7H27-49-2臨海部の低地は、洪水、高潮、地震による津波などの災害が多く、住宅地として利用するには、十分な防災対策と注意が必要である。
8H26-49-3沿岸地域は、津波や高潮などの被害を受けやすく、宅地の標高や避難経路を把握しておくことが必要である。
9H25-49-4低地は、国土面積の約25%であり、洪水や地震による液状化などの災害危険度は低い。×
10H23-49-3低地は一般に津波や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。
11H21-49-3低地は、大部分が水田として利用され、地震災害に対して安全である。×
12H21-49-4臨海部の低地は、水利、海陸の交通に恵まれているが、住宅地として利用するためには十分な防災対策が必要である。
13H07-01-3自然堤防に囲まれた低地は、地盤が安定していることが多い。×
14H01-01-1地表がほとんど平坦で、近くの河、湖、海などの水面との高低差がきわめて小さく、古い集落や街道がないような地形は、軟弱地盤であることが多い。
津波(免除科目[03]5(1))
年-問-肢内容正誤
1R03s-49-1沿岸地域における地震時の津波を免れるためには、巨大な防波堤が必要であるが、それには限度があり、完全に津波の襲来を防ぐことはできない。
2H30-49-3大都市の大部分は低地に立地しているが、この数千年の間に形成され、かつては湿地や旧河道であった地域が多く、地震災害に対して脆弱で、また洪水、高潮、津波等の災害の危険度も高い。
3H27-49-2臨海部の低地は、洪水、高潮、地震による津波などの災害が多く、住宅地として利用するには、十分な防災対策と注意が必要である。
4H26-49-3沿岸地域は、津波や高潮などの被害を受けやすく、宅地の標高や避難経路を把握しておくことが必要である。
5H23-49-3低地は一般に津波や地震などに対して弱く、防災的見地からは住宅地として好ましくない。
(2).埋立地・干拓地


★過去の出題例★

埋立地・干拓地(免除科目[03]5(2))
年-問-肢内容正誤
1R04-49-3埋立地は、平均海面に対し4~5mの比高があり護岸が強固であれば、住宅地としても利用が可能である。
2R02s-49-3埋立地は、一般に海面に対して数mの比高を持ち、干拓地に比べ自然災害に対して危険度が高い。×
3R01-49-4旧河道や低湿地、海浜の埋立地では、地震による地盤の液状化対策が必要である。
4H29-49-4埋立地は、一般に海面に対して比高を持ち、干拓地に比べ、水害に対して危険である。×
5H23-49-4埋立地は一般に海面に対して数mの比高を持ち、干拓地より災害に対して危険である。×
6H06-01-3干拓地は、なだらかな丘陵地より宅地として不適切である。

6.地形に起因する災害

(1).土砂災害
①種類

★過去の出題例★

斜面崩壊(免除科目[03]6(1)①)
年-問-肢内容正誤
1R03s-49-4平地に乏しい都市の周辺では、住宅地が丘陵や山麓に広がり、土砂崩壊等の災害を引き起こす例も多い。
2R03-49-3林相は良好でも、破砕帯や崖錐等の上の杉の植林地は、豪雨に際して崩壊することがある。
3H30-49-1山麓の地形の中で、地すべりによってできた地形は一見なだらかで、水はけもよく、住宅地として好適のように見えるが、末端の急斜面部等は斜面崩壊の危険度が高い。
4H28-49-1豪雨による深層崩壊は、山体岩盤の深い所に亀裂が生じ、巨大な岩塊が滑落し、山間の集落などに甚大な被害を及ぼす。
5H28-49-4丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。
6H22-49-3土石流は、流域内で豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場所に起こりやすい。
7H13-49-2土石流は、急勾配の渓流に多量の不安定な砂礫の堆積がある所や、流域内で、豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場合に起こりやすい。
8H12-49-2樹木が生育する斜面地では、その根が土層と堅く結合しても、根より深い位置の斜面崩壊に対しては、樹木による安定効果を期待することはできない。
崖崩れ(免除科目[03]6(1)①)
年-問-肢内容正誤
1H28-49-4丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。
2H24-49-4崖崩れは降雨や豪雨などで発生することが多いので、崖に近い住宅では梅雨や台風の時期には注意が必要である。
3H15-49-3がけ崩れは、梅雨の時期や台風時の豪雨によって発生することが多く、がけに近接する住宅では日頃から降雨に対する注意が必要である。
4H03-01-2切土したがけ面に湧水がみられる場合には、一般にその湧水地点から下の部分の方が、それより上の部分よりも、がけくずれを起こしやすいので、特に注意が必要である。×
地すべり(免除科目[03]6(1)①)
年-問-肢内容正誤
1H30-49-1山麓の地形の中で、地すべりによってできた地形は一見なだらかで、水はけもよく、住宅地として好適のように見えるが、末端の急斜面部等は斜面崩壊の危険度が高い。
2H22-49-1地すべり地の多くは、地すべり地形と呼ばれる独特の地形を呈し、棚田などの水田として利用されることがある。
3H15-49-2断層は、ある面を境にして地層が上下又は水平方向にくい違っているものであるが、その周辺では地盤の強度が安定しているため、断層に沿った崩壊、地すべりが発生する危険性は低い。×
4H14-49-2宅地予定地周辺の擁壁や側溝、道路等にひび割れが見られる場合、地すべりが活動している可能性が高い。
5H13-49-1地すべりは、特定の地質や地質構造を有する地域に集中して分布する傾向が強く、地すべり地形と呼ばれる特有の地形を形成することが多い。
6H12-49-1地すべり地の多くは、過去に地すべり活動を起こした経歴があって、地すべり地形と呼ばれる独特の地形を呈し、棚田等の水田として利用されることがある。
7H11-49-2地すべり地については、上部は急斜面、中部は緩やかな斜面、下部には末端部に相当する急斜面があり、等高線は乱れて表れることが多い。
8H08-01-2崖錐堆積物は、一般的に透水性が低く、基盤との境付近が水の通り道となって、そこをすべり面とした地すべりが生じやすい。×
9H04-01-2地すべり地は、安定していても、盛土をすると、バランスをくずし、再びすべることがある。
10H04-01-4崖錐堆積物におおわれた地域は、一般的に、切土をすると、崩壊や地すべりを起こしやすい。
土石流(免除科目[03]6(1)①)
年-問-肢内容正誤
1R03-49-4崖錐や小河川の出口で堆積物の多い所等は、土石流の危険が少ない。×
2H28-49-2花崗岩が風化してできた、まさ土地帯においては、近年発生した土石流災害によりその危険性が再認識された。
3H28-49-3山麓や火山麓の地形の中で、土石流や土砂崩壊による堆積でできた地形は危険性が低く、住宅地として好適である。×
4H22-49-2谷出口に広がる扇状地は、地盤は堅固でないが、土石流災害に対して安全であることが多い。×
5H22-49-3土石流は、流域内で豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場所に起こりやすい。
6H13-49-2土石流は、急勾配の渓流に多量の不安定な砂礫の堆積がある所や、流域内で、豪雨に伴う斜面崩壊の危険性の大きい場合に起こりやすい。
7H12-49-3谷出口に広がる扇状地は、土砂・礫が堆積してできたものであるため、地盤は堅固でないが、土石流災害に対しては安全であることが多い。×
8H08-01-1扇状地については、大縮尺の地形図や空中写真によって、土石流や洪水流の危険度をある程度判別できることが多い。
②崩壊跡地

崩壊跡地は、徴地形的には馬蹄形状の凹地形
地下水位が高いため竹などの好湿性の植物が繁茂
再発のリスク
★過去の出題例★

崩壊跡地(免除科目[03]6(1)②)
年-問-肢内容正誤
1H28-49-3山麓や火山麓の地形の中で、土石流や土砂崩壊による堆積でできた地形は危険性が低く、住宅地として好適である。×
2H10-50-4崩壊跡地は、徴地形的には馬蹄形状の凹地形を示すことが多く、また地下水位が高いため竹などの好湿性の植物が繁茂することが多い。
3H01-01-3崩壊跡地は、周辺と異なる植生を示し、徴地形的には馬蹄形状の凹地形を示すことが多く、一度崩壊しているので安定した土地である。×
③崖錐

崖や急斜面の下に風化・剥離した岩屑が堆積して形成された円錐状の地形
脆くて透水性が高い
→斜面崩壊・土石流のリスク
★過去の出題例★

崖錐(免除科目[03]6(1)③)
年-問-肢内容正誤
1R03-49-3林相は良好でも、破砕帯や崖錐等の上の杉の植林地は、豪雨に際して崩壊することがある。
2R03-49-4崖錐や小河川の出口で堆積物の多い所等は、土石流の危険が少ない。×
3H11-49-3崖錐は、谷の出口付近において傾斜の緩い扁平な円錐形状の地形を形成しており、谷出口を頂点とする同心円状の等高線で表されることが多い。×
4H08-01-2崖錐堆積物は、一般的に透水性が低く、基盤との境付近が水の通り道となって、そこをすべり面とした地すべりが生じやすい。×
5H04-01-4崖錐堆積物におおわれた地域は、一般的に、切土をすると、崩壊や地すべりを起こしやすい。
(2).液状化現象
①液状化現象とは

大きな地震の揺れにより、地盤が液体状になること
家・電柱が沈んだり、浮き上がる

②発生場所

粒径のそろった砂地盤で、地下水位の高い(=地表から浅い)場所
★過去の出題例★

液状化現象(免除科目[03]6(2))
年-問-肢内容正誤
1R05-49-1自然堤防の後背湿地側の縁は、砂が緩く堆積していて、地下水位も浅いため、地震時に液状化被害が生じやすい地盤である。
2R02-49-3地盤の液状化については、宅地の地盤条件について調べるとともに、過去の地形についても古地図などで確認することが必要である。
3R01-49-2台地を刻む谷や台地上の池沼を埋め立てた所では、地盤の液状化が発生し得る。
4R01-49-4旧河道や低湿地、海浜の埋立地では、地震による地盤の液状化対策が必要である。
5H27-49-3台地上の池沼を埋め立てた地盤は、液状化に対して安全である。×
6H26-49-2地盤の液状化は、地盤の条件と地震の揺れ方により、発生することがある。
7H25-49-4低地は、国土面積の約25%であり、洪水や地震による液状化などの災害危険度は低い。×
8H24-49-2台地や段丘上の浅い谷に見られる小さな池沼を埋め立てた所では、地震の際に液状化が生じる可能性がある。
9H24-49-3丘陵地帯で地下水位が深く、砂質土で形成された地盤では、地震の際に液状化する可能性が高い。×
10H19-49-3三角州は、河川の河口付近に見られる軟弱な地盤であり、地震時の液状化現象の発生に注意が必要である。
11H14-49-4丘陵地帯で地下水位が深く、固結した砂質土で形成された地盤の場合、地震時は液状化する可能性が高い。×
12H03-01-1液状化現象は、比較的粒径のそろった砂地盤で、地下水位の高い、地表から浅い地域で発生しやすい。
(3).地盤沈下
①発生場所

軟弱地盤

②不同沈下(不等沈下)
★過去の出題例★
地盤沈下(免除科目[03]6(3))
年-問-肢内容正誤
1H19-49-4旧河道は、沖積平野の蛇行帯に分布する軟弱な地盤であり、建物の不同沈下が発生しやすい。
2H17-50-1盛土をする場合には、地表水の浸透により、地盤にゆるみ、沈下又は崩壊が生じないように締め固める。
3H17-50-4造成して平坦にした宅地では、一般に盛土部分に比べて切土部分で地盤沈下量が大きくなる。×
4H13-49-4丘陵地を切土と盛土により造成した地盤の場合は、その境目では地盤の強度が異なるため、不同沈下が起こりやすい。
5H12-49-4自然堤防の背後に広がる低平地は、軟弱な地盤であることが多く、盛土の沈下が問題になりやすい。
6H09-50-1丘陵地や台地内の小さな谷間は、軟弱地盤であることが多く、これを埋土して造成された宅地では、地盤沈下や排水不良を生じることが多い。
7H09-50-3丘陵地を切り盛りして平坦化した宅地において、切土部と盛土部にまたがる区域では、沈下量の違いにより不同沈下を生じやすい。
8H05-01-3高含水性の粘性土等が堆積している軟弱地盤は、盛土や建物の荷重によって大きな沈下を生じたり、側方に滑動したりすることがあるので、開発事業に当たっては、十分注意しなければならない。
9H05-01-4産業廃棄物の処分場跡地を宅地に利用する場合は、あらかじめ、長時間をかけて、ガス抜き、浸出水の浄化、地盤沈下等の観測等を行わなければならない。
10H03-01-4建物や構造物の不等沈下は、一般に切土部よりも盛土部で起こりやすい。
切土・盛土(免除科目[03]6(3))
年-問-肢内容正誤
1R05-49-4大都市の近郊の丘陵地では、丘を削り谷部に盛土し造成宅地が造られたが、盛土造成に際しては、地下水位を下げるため排水施設を設け、締め固める等の必要がある。
2H17-50-1盛土をする場合には、地表水の浸透により、地盤にゆるみ、沈下又は崩壊が生じないように締め固める。
3H17-50-2切土又は盛土したがけ面の擁壁は、鉄筋コンクリート造、無筋コンクリート造又は練積み造とする。
4H17-50-4造成して平坦にした宅地では、一般に盛土部分に比べて切土部分で地盤沈下量が大きくなる。×
5H16-50-2切土斜面は、掘削後時間とともに安定化が進むので、切土掘削直後の斜面安定が確認できれば以後は安心である。×
6H14-49-3河川近傍の低平地で盛土を施した古い家屋が周辺に多いのは、洪水常習地帯である可能性が高い。
7H13-49-4丘陵地を切土と盛土により造成した地盤の場合は、その境目では地盤の強度が異なるため、不同沈下が起こりやすい。
8H12-49-4自然堤防の背後に広がる低平地は、軟弱な地盤であることが多く、盛土の沈下が問題になりやすい。
9H10-50-2自然斜面は、地層分布、土質等が複雑かつ不均一で地盤の強さが場所により異なることが多いので、特にのり高の大きい切土を行う際は、のり面の安定性の検討をする必要がある。
10H09-50-2宅地周りの既存の擁壁の上に、ブロックを積み増し、盛土して造成することにより、宅地面積を広げつつ、安全な宅地として利用できることが多い。×
11H09-50-3丘陵地を切り盛りして平坦化した宅地において、切土部と盛土部にまたがる区域では、沈下量の違いにより不同沈下を生じやすい。
12H09-50-4宅地の安定に排水処理は重要であり、擁壁の水抜き穴、盛土のり面の小段の排水溝等による排水処理の行われていない宅地は、不適当であることが多い。
13H05-01-1地山を切土して宅地を造成する場合、風化による強度の低下と流水による浸蝕のおそれがあるので、擁壁で覆うか、又は速やかに植生等をして、そのがけ面を保護しなければならない。
14H05-01-2著しく傾斜している谷に盛土して宅地を造成する場合、盛土前の地盤と盛土が接する面がすべり面となって崩壊するおそれがあるので、原地盤に繁茂している樹木を残したまま盛土を行って、その安定を図らなければならない。×
15H05-01-3高含水性の粘性土等が堆積している軟弱地盤は、盛土や建物の荷重によって大きな沈下を生じたり、側方に滑動したりすることがあるので、開発事業に当たっては、十分注意しなければならない。
16H04-01-2地すべり地は、安定していても、盛土をすると、バランスをくずし、再びすべることがある。
17H04-01-3軟弱地盤は、盛土をすると、隣接する既設構造物に影響を及ぼすことがある。
18H04-01-4崖錐堆積物におおわれた地域は、一般的に、切土をすると、崩壊や地すべりを起こしやすい。
19H03-01-2切土したがけ面に湧水がみられる場合には、一般にその湧水地点から下の部分の方が、それより上の部分よりも、がけくずれを起こしやすいので、特に注意が必要である。×
20H03-01-4建物や構造物の不等沈下は、一般に切土部よりも盛土部で起こりやすい。
(4).断層地形
①断層地形とは

ある面を境にして地層が水平又は上下方向にくい違ってできた地形

②現象

・地盤の強度が低下
・断層に沿った崩壊・地すべりのリスク
・直線状の谷、滝その他の地形の急変する地点が連続
★過去の出題例★

断層地形(免除科目[03]6(4))
年-問-肢内容正誤
1H22-49-4断層地形は、直線状の谷など、地形の急変する地点が連続して存在するといった特徴が見られることが多い。
2H15-49-2断層は、ある面を境にして地層が上下又は水平方向にくい違っているものであるが、その周辺では地盤の強度が安定しているため、断層に沿った崩壊、地すべりが発生する危険性は低い。×
3H11-49-4断層地形は、直線状の谷、滝その他の地形の急変する地点が連続して存在するといった特徴が見られることが多い。
4H01-01-2断層とは、地層がある面を境として互いに上下・左右にずれているものであり、断層面周辺の部分の地層強度は著しく低下している。
(5).砂質土
①真砂土(まさ土・マサ土)

花崗岩が風化したもの

②リスク

隙間が多く水が容易に浸透、雨に流されやすい
→斜面崩壊・土石流のリスク

地下水位が高い場合
→地震時に液状化のリスク
★過去の出題例★

砂質土(免除科目[03]6(5))
年-問-肢内容正誤
1R03s-49-2一般に凝灰岩、頁岩、花崗岩(風化してマサ土化したもの)は、崩壊しにくい。×
2H28-49-2花崗岩が風化してできた、まさ土地帯においては、近年発生した土石流災害によりその危険性が再認識された。
3H24-49-3丘陵地帯で地下水位が深く、砂質土で形成された地盤では、地震の際に液状化する可能性が高い。×
4H14-49-4丘陵地帯で地下水位が深く、固結した砂質土で形成された地盤の場合、地震時は液状化する可能性が高い。×
5H13-49-3まさ、しらす、山砂、段丘砂礫などの主として砂質土からなるのり面は、地表水による浸食には比較的強いため、簡易な排水施設の設置により安定を図ることが可能である。×

7.等高線の読み方

(1).等高線の読み取り

(2).具体例


★過去の出題例★

等高線の読みかた(免除科目[03]7)
年-問-肢内容正誤
1H20-49-1地表面の傾斜は、等高線の密度で読み取ることができ、等高線の密度が高い所は傾斜が急である。
2H20-49-2扇状地は山地から平野部の出口で、勾配が急に緩やかになる所に見られ、等高線が同心円状になるのが特徴的である。
3H20-49-3等高線が山頂に向かって高い方に弧を描いている部分は尾根で、山頂から見て等高線が張り出している部分は谷である。×
4H20-49-4等高線の間隔の大きい河口付近では、河川の氾濫により河川より離れた場所でも浸水する可能性が高くなる。
5H15-49-1地形図の上では斜面の等高線の間隔が不ぞろいで大きく乱れているような場所では、過去に崩壊が発生した可能性があることから、注意が必要である。
6H15-49-4地形図で見ると、急傾斜地は等高線の間隔は密になり、傾斜が緩やかな土地では等高線の間隔は疎になっている。
7H11-49-1地形図で見ると、急傾斜地では等高線の間隔は密になっているのに対し、傾斜が緩やかな土地では等高線の間隔が疎となっている。
8H11-49-2地すべり地については、上部は急斜面、中部は緩やかな斜面、下部には末端部に相当する急斜面があり、等高線は乱れて表れることが多い。
9H11-49-3崖錐は、谷の出口付近において傾斜の緩い扁平な円錐形状の地形を形成しており、谷出口を頂点とする同心円状の等高線で表されることが多い。×
10H01-01-4地図の上で等高線が密な所は、その地形の傾斜が急であり、疎の所は、その地形の傾斜が緩やかである。

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