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- 建物の構成は、大きく基礎構造と上部構造からなっており、基礎構造は地業と基礎盤から構成されている。
- 基礎の種類には、基礎の底面が建物を支持する地盤に直接接する直接基礎と、建物を支持する地盤が深い場合に使用する杭基礎(杭地業)がある。
- 直接基礎の種類には、形状により、柱の下に設ける独立基礎、壁体等の下に設けるべた基礎、建物の底部全体に設ける布基礎(連続基礎)等がある。
- 上部構造は、重力、風力、地震力等の荷重に耐える役目を負う主要構造と、屋根、壁、床等の仕上げ部分等から構成されている。
正解:3
はじめに
本問に出てくる用語をまとめると、以下の図のようになります。
■参照項目&類似過去問(全選択肢合わせて)
内容を見る
建築物の基礎(免除科目[04]6)
年-問-肢 | 内容 | 正誤 | |
---|---|---|---|
(1).建築物の構造 | |||
1 | R02s-50-1 | 基礎は、硬質の支持地盤に設置するとともに、上部構造とも堅固に緊結する必要がある。 | ◯ |
2 | R02-50-1 | 建物の構成は、大きく基礎構造と上部構造からなっており、基礎構造は地業と基礎盤から構成されている。 | ◯ |
3 | R02-50-4 | 上部構造は、重力、風力、地震力等の荷重に耐える役目を負う主要構造と、屋根、壁、床等の仕上げ部分等から構成されている。 | ◯ |
4 | H27-50-4 | 建物は、上部構造と基礎構造からなり、基礎構造は上部構造を支持する役目を負うものである。 | ◯ |
(2).直接基礎・杭基礎 | |||
1 | R02-50-2 | 基礎の種類には、基礎の底面が建物を支持する地盤に直接接する直接基礎と、建物を支持する地盤が深い場合に使用する杭基礎(杭地業)がある。 | ◯ |
2 | H27-50-2 | 基礎の種類には、直接基礎、杭基礎等がある。 | ◯ |
3 | H11-50-4 | 杭基礎は、建築物自体の重量が大きく、浅い地盤の地耐力では建築物が支えられない場合に用いられる。 | ◯ |
(3).直接基礎 | |||
1 | R02-50-3 | 直接基礎の種類には、形状により、柱の下に設ける独立基礎、壁体等の下に設けるべた基礎、建物の底部全体に設ける布基礎(連続基礎)等がある。 | × |
2 | H10-48-4 | 木造建築物を鉄筋コンクリート造の布基礎とすれば、耐震性を向上させることができる。 | ◯ |
(4).杭基礎 | |||
1 | H27-50-3 | 杭基礎には、木杭、既製コンクリート杭、鋼杭等がある。 | ◯ |
2 | H19-50-1 | 防火地域内に建築する仮設建築物の基礎に木ぐいを用いる場合、その木ぐいは、平家建ての木造の建築物に使用する場合を除き、常水面下にあるようにしなければならない。 | ◯ |
(5).異なる基礎の併用 | |||
1 | H20-50-3 | 建築物に異なる構造方法による基礎を併用した場合は、構造計算によって構造耐力上安全であることを確かめなければならない。 | ◯ |
2 | H07-21-2 | 建築物には、常に異なる構造方法による基礎を併用してはならない。 | × |
その他 | |||
1 | H18-49-3 | 2階建ての木造建築物の土台は、例外なく、基礎に緊結しなければならない | × |
2 | H16-50-3 | 建物の基礎の支持力は、粘土地盤よりも砂礫地盤の方が発揮されやすい。 | ◯ |
1 適当
建物は、基礎構造と上部構造から構成され、基礎構造が上部構造を支えています。
基礎構造は、さらに、地業(地盤に施される基礎工事)と基礎盤(上部構造を支える水平面)に分類可能です。
2 適当
基礎の種類には、直接基礎と杭基礎があります。
3 最も不適当
直接基礎は、独立基礎、布基礎、ベタ基礎に分類されます。
本肢では、「べた基礎」と「布基礎」の説明が逆になっています。これが最も不適当な記述です。
4 適当
上部構造を主要構造(建物の骨格を決める部分)と仕上げ部分(それ以外の部分)に区別する分類法があります。