2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[09]不動産鑑定評価基準 不動産鑑定評価基準というのは、不動産鑑定士が不動産の鑑定評価を行うに当たっての統一的基準です。不動産の価格には、正常価格・限定価格・特定価格・特殊価格があり、これらを混ぜてヒッカケを作るのが典型パターンです。また、鑑定評価の手法には、原価法・取引事例比較法・収益還元法の3種類があり、原則として複数の鑑定評価の手法を適用することとされています。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[08]地価公示法 地価の指標となる標準地を選定し、不動産鑑定士に鑑定させた上で、土地の正常な価格を判定、これを公示する、という一連の流れを地価公示といいます。 地価公示において中心となって動くのが土地鑑定委員会です。土地鑑定委員会は、判定結果を官報で公示し、さらに関係市町村に送付します。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[07]贈与税 贈与を受けた場合に国に納付するのが贈与税です。1年ごとに贈与税を計算・納付するのが原則(暦年課税)ですが、贈与者と受贈者が一定の関係にある場合には、相続時精算課税制度を利用することも可能です。また、住宅取得等資金の贈与が一定要件をみたしている場合、そもそも贈与税が課されません。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[06]所得税 不動産を譲渡した場合に譲渡所得が発生していれば、国に対して所得税を納付しなければなりません。課税標準は譲渡所得ですが、居住用財産譲渡に関する3,000万円特別控除など、控除のシステムがあります。また、税率は、所有期間5年超の場合で15%、その他の場合は30%です。税率についても、 居住用財産譲渡の軽減税率という特例があります。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[05]印紙税 売買契約書や贈与契約書など、一定の文書(課税文書)を作成した場合、国に対して印紙税を納付する義務が生じます。具体的には、作成した文書に収入印紙を貼り、消印しなければならないのです。印紙税については、課税される文書とされない文書を見分ける知識が最重要です。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 税・鑑定[04]登録免許税 ■講義編■税・鑑定[04]登録免許税 登記を受ける際に、国に対して納めるのが登録免許税です。納税義務者は、登記を受ける者です。課税標準は、固定資産税評価額です。税率は、所有権の保存、所有権の移転、抵当権の設定、など登記の種類によって異なります。また、住宅用家屋については、税率が軽減されることもあります。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 税・鑑定[03]固定資産税 ■講義編■税・鑑定[03]固定資産税 固定資産(土地・家屋・償却資産)の1月1日現在の所有者に対して、固定資産所在地の市町村が課すのが固定資産税です。課税標準は固定資産税評価額ですが、住宅用地について特例があります。標準税率は1.4%ですが、市町村ごとの条例で別に定めることもできます。また、新築住宅については、税額自体が軽減されます。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 税・鑑定[02]不動産取得税 ■講義編■税・鑑定[02]不動産取得税 不動産を取得した者に対して、不動産所在地の都道府県が課すのが不動産取得税です。税額は、原則として、固定資産税評価額の4%です。ただし、宅地や住宅に関しては、特例が設けられています。税率についても、土地や住宅について軽減税率が適用されます。 いいね
2018/01/27 / 最終更新日時 : 2024/05/31 家坂 圭一 ■講義編■税・鑑定 ■講義編■税・鑑定[01]不動産に関する税 宅建試験では、不動産に関する税金について出題されます。この項目では、それら税金のアウトラインについて勉強しましょう。 まずは、課税されるタイミング。不動産取得時に課される税金(不動産取得税・登録免許税・印紙税)もあれば、不動産を保有することに対する税金もあります(固定資産税)。また、不動産を譲渡して所得が発生すれば、所得税を納付することになります。 いいね