民法[23]契約の分類

宅建試験で直接問われることは少ないのですが、契約の分類方法を知っておくと、勉強時間を節約することができます。
この項目では、売買契約・贈与契約・賃貸借契約・使用貸借契約といった代表的な契約をサンプルにして、契約の分類方法を勉強しましょう。
双務契約と片務契約、有償契約と無償契約、諾成契約と要物契約、といった分類の視点がポイントです。

1.代表的な契約

(1).所有権移転グループ
①売買契約(⇒[27]

②贈与契約(⇒[28]

(2).貸借グループ
①賃貸借契約(⇒[29]

②使用貸借契約(⇒[30]

③消費貸借契約

(3).分類の観点

双務契約←→片務契約
有償契約←→無償契約
諾成契約←→要物契約

2.双務契約・片務契約

債務を負うのが、当事者の双方か?片方か?

(1).双務契約
①双務契約とは

当事者双方が互いに対価的関係に立つ債務を負う契約

②具体例
売買契約 賃貸借契約
(2).片務契約
①片務契約とは

当事者の片方のみが債務を負う契約

②具体例
贈与契約 使用貸借契約・消費貸借契約
   
(3).まとめ

(4).双務契約のルール
①同時履行の抗弁権(⇒[24]
②危険負担(⇒[25]
③解除(⇒[26]

3.有償契約・無償契約

経済的損失を負担するのが、当事者双方か?片方か?

(1).有償契約
①有償契約とは

当事者双方が互いに対価的な経済的負担をする契約

②具体例
売買契約 賃貸借契約
(2).無償契約
①無償契約とは

当事者の片方のみが経済的損失をする契約

②具体例
贈与契約 使用貸借契約
   
(3).まとめ

(4).有償契約のルール

売買契約(⇒[27])の規定を準用

  • 手付(⇒[27]2)
  • 売主の担保責任(⇒[27]3)

4.諾成契約・要物契約

意思表示だけで契約が成立するか?
物の引渡しが必要か?

(1).諾成契約
①諾成契約とは

当事者の意思表示が合致するだけで成立する契約

②具体例
売買契約 賃貸借契約
贈与契約
(2).要物契約
①要物契約とは

意思表示の合致に加え、物の引渡しがないと成立しない契約

②具体例
使用貸借契約 消費貸借契約
(3).まとめ

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【動画講義を御覧になる方法】
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ニコニコチャンネル1講義100円or月額1,500円(税別)

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