7月
12
1989

【宅建過去問】(平成01年問22)建築基準法(防火・準防火地域)

【過去問本試験解説】発売中

防火地域又は準防火地域内における建築物の制限に関する次の記述のうち、建築基準法の規定によれば、誤っているものはどれか。

  1. 防火地域内においては、階数が2で、延べ面積が500m2の建築物は、耐火建築物としなければならない。
  2. 準防火地域内においては、地階を除く階数が3で、延べ面積が1,000m2の建築物は、耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない。
  3. 防火地域内にある広告塔で、高さが3mをこえるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。
  4. 建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その面積の大きい地域内の建築物に関する規定を適用する。

正解:4

1 正しい

防火地域内においては、(1)階数が3以上であり、または(2)延べ面積が100m2を超える建築物は、原則として、耐火建築物としなければならない(建築基準法61条)。
本肢の建築物は、(2)延べ面積が500m2であるから、耐火建築物にする必要がある。

■類似過去問(防火地域内の建築物)

2 正しい

準防火地域内の建築物については、以下のように規制されている(建築基準法62条1項)。

  500m2以下 500m2超1500m2以下 1500m2
4階以上  耐火建築物 耐火建築物 耐火建築物
3階 耐火
準耐火
一定の技術基準
  耐火建築物
/準耐火建築物
耐火建築物
2階以下 耐火建築物

本肢の建築物は、地上3階建てで延べ面積が1,000m2であるから、耐火建築物又は準耐火建築物としなければならない。

■類似過去問(準防火地域内の建築物)
  • 平成19年問21肢3(防火地域or準防火地域で、1,000m2超の建築物→すべて耐火建築物:×)
  • 平成16年問21肢1(1,200m2の建築物→必ず耐火建築物:×)
  • 平成11年問22肢1(地階を除く階数3/1,200m2/高さ12mの事務所→耐火建築物or準耐火建築物:◯)
  • 平成06年問24肢2(地階を除く階数3/1,000m2の事務所→必ず耐火建築物:×)
  • 平成06年問24肢3(地階を除く階数3/500m2の事務所→耐火建築物or準耐火建築物:×)
  • 平成02年問22肢2(地上3階建/300m2の住宅→耐火建築物or準耐火建築物:×)
  • 平成01年問22肢2(地階を除く階数3/1,000m2の建築物→耐火建築物or準耐火建築物:◯)

3 正しい

防火地域内にある看板・広告塔・装飾塔その他これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるものまたは高さ3メートルを超えるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、またはおおわなければならない(建築基準法66条)。

■類似過去問(看板等の防火措置)

4 誤り

建築物が防火地域及び準防火地域にわたる場合においては、その全部について防火地域内の建築物に関する規定を適用する(建築基準法67条2項)。
「面積の大きい地域内の建築物に関する規定を適用する」わけではない。

■類似過去問(建築物が防火地域と準防火地域にわたる場合)

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Written by 家坂 圭一 in: 平成01年過去問,建築基準法 |

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